葬祭プランナーに
なるには

COLUMN

葬祭プランナーのやりがい

葬祭プランナーのやりがいと魅力とは?

葬祭プランナーは、葬儀の準備や進行を通じて、ご遺族を支える仕事です。
今回は、そんな葬祭プランナーという仕事のやりがいについてご紹介します。

【寄り添うことで感じられるやりがい】

ご遺族からの「ありがとう」の言葉

葬祭プランナーとして最も心に残るのは、ご遺族からいただく感謝の言葉です。

葬儀は、多くの人にとって人生で何度も経験することではなく、不安や戸惑いの中で迎えることがほとんどです。そんな状況の中、私たち葬祭プランナーが寄り添い、丁寧にサポートすることで、「安心して送り出すことができました」と感謝の言葉をいただける。その「ありがとう」は、この仕事の何よりの報酬です。

葬儀を通して家族の絆が深まる瞬間

葬儀は、家族が一堂に会し、故人様を偲ぶ貴重な時間です。

ときには、しばらく顔を合わせていなかったご家族が久しぶりに再会し、自然と会話が生まれることもあります。故人様の話をきっかけに、家族の間にあった距離が縮まっていく。そんな姿をそばで見守れるのは、葬祭プランナーという立場だからこそ味わえる経験です。

【葬儀をつくり上げる仕事ならではのやりがい】

故人様らしさを表現できる演出

葬祭プランナーの役割は、葬儀を進行するだけでなく、故人様やご遺族の思いを「形」にすることでもあります。

趣味にちなんだ品を飾った祭壇
たとえば、故人様が好きだった音楽を流したり、好きな色の花で祭壇をあしらったりすることで、葬儀がより温かく、心に残るものになります。また、大切にされていた品をお棺に納めたり、会場内に思い出の品を展示するスペースを設けたりすることで、その方らしさを表現することができます。そうした演出によって、ご遺族が涙だけでなく、笑顔や懐かしい気持ちで故人様を見送れるようになる。そのひとときが、ご遺族の心に残る見送りにつながっていきます。

人と人の深いつながりを築ける

葬祭プランナーの仕事は、葬儀を通して多くの人の人生に触れる仕事でもあります。打ち合わせの中でご遺族の話を聞き、故人様の歩んできた人生を知り、どのように送り出すかを一緒に考える。そのプロセスの中で信頼関係が生まれ、「あなたにお願いしてよかった」と言っていただけることもあります。人と人との深いつながりを感じられるのも、この仕事の大きな魅力です。

まとめ

葬祭プランナーは、ご遺族の感謝の言葉に触れ、故人様らしさを表現する葬儀をつくり上げる、とてもやりがいのある仕事です。悲しみの中にも、温かさや希望が生まれる瞬間に立ち会えること。そして、人と人とのつながりを支えられること。この職業には、他にはない特別な価値があります。

人の想いに寄り添い、誰かの支えになりたい、そんな気持ちを持つ方に、葬祭プランナーという仕事はきっと大きな充実感をもたらしてくれるはずです。