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目下絶賛育児中!新米パパとして、そしてセレモニーディレクターとして-

今回お話を伺うのは、ティア如意申会館所属(2023年8月時点)のセレモニーディレクター、加藤将弥さん。
今年の3月に第一子となる男の子が生まれたばかりのパパでもあります。

ほんの10年前には珍しかった男性の育児休業ですが、法の改正にも後押しされティアでも男性社員が育児休業を取得することが当たり前になってきました。
加藤さんもその一人。
初めてづくしの新生児のお世話に奮闘した育児休業中の日々から、仕事復帰後の自分自身の変化まで語りつくしていただきました!

―育児休業を取得したきっかけは?
私は夫側が育児休業を取得できることは理解しておらず、妻から育児休業を取得してほしいと言われたのがきっかけです。
「取れるかどうか分からない」と答えたら、「法も改正されているからできるはず、確認して」と言われ人事部に確認したらスムーズに案内が受けられて期間を決めたり諸々手続きを行ったりしました。

―育児休業を取得することに対する周囲の反応は?
支配人(会館の責任者)も理解があり、「(新生児のお世話は)大変だけど頑張ってね!」と送り出してくれました。
支配人だけでなく、周囲のスタッフの温かさにもずいぶん助けられましたね。

―育児休業期間はどれくらい取りましたか?
3月に子どもが生まれた直後から3カ月取りました。ティアで育児休業を取得した先輩パパ社員の中には家庭の事情に合わせ1年取得される方もいれば、もっと短い方もいます。
先輩社員からは「半年くらい取ったら」と言われたりしたのですが、妻に「3カ月でいいよ」と言われ、全力でサポートする覚悟で3カ月取得しました。

―3カ月の全力サポートぶりを語ってください(笑)
ミルク、おむつ替え、沐浴、なんでもやりました(笑)!子どもが生まれた直後1カ月は妻の実家に住まわせてもらい、夜中に何度も起きて慣れない台所でミルクを作ってました。
正直、育児休業を取得する前は「仕事に穴を空ける」ことに対する申し訳なさもありましたが、いざ子どもが生まれてくると育児以外のことを考えられる余裕なんか全くありませんでした(苦笑)。
3カ月くらいしたら子どももだいぶしっかりしてきて、「だから3カ月か!」と妻の言葉も分かりました。

―復帰後はどんな感じでしたか?
6月に育児休業前の所属会館に復帰して1カ月は葬儀の担当以外の仕事もしたりしていましたが、7月からは育児休業以前と同じように葬儀の担当をしっかり持たせていただいています。
子どもが生まれる前は子どもが苦手で、お客様にも小さなお子さんがいたりするとどんな風に話しかけていいのか分からなくて困ってました。
子どもを持つことで、お子さんとのコミュニケーションに苦手意識がなくなって、接客の幅が広がった気がします。それは大きな収穫かなと。

―今のお困りごとは?
少し先の話ですが、私も妻も必ずしも土日祝休みとは限らないので、保育園が休みになる日曜日・祝日をどう対応するかを今から考えていますね。
色んな可能性を探りながら妻ともよく話をしてます。

―ティアで働く未来のパパたちへ
育児休業は取れるなら絶対取った方が良いと思います。この時期にしか味わえない貴重な時間だと心から思います。
今は定時に仕事を終えられた日などに起きている子どもを見ることができるのが唯一無二の幸せです(笑)。


インタビューの冒頭、「子どもは癒し、可愛くて仕方ない」と話す加藤さんの笑顔は優しいパパの顔でした。
育児に介護、それぞれのライフステージの変化に合わせ、ティアで働くすべての人が長く働ける環境をどう作っていけるのか、模索はまだまだ続きます。