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経営方針

株主・投資家の皆様へ

株主の皆様には格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

 当連結会計年度におきましては、会館数260店舗体制をはじめとする中長期ビジョンの実現とその後の持続的な成長を目指すべく「新生ティア」のスローガンのもと中期経営計画を策定し、4項目のテーマを設け8つの戦略を推進しております。新規出店の状況につきましては、直営は愛知県下に4店舗、三重県下に2店舗、大阪府下及び埼玉県下にそれぞれ1店舗を開設し、リロケーションにより既存会館2店舗を閉鎖いたしました。フランチャイズでは7店舗を開設し、これにより直営89店舗、フランチャイズ64店舗の合計153店舗となりました。売上原価におきましては、固定費は増加したものの売上高の増収効果により負担割合が低下し、経費面では、営業促進の実施に伴う広告宣伝費や、積極的な人材確保による人件費、人事制度改革や新規事業立ち上げに伴う支払手数料等が増加いたしました。
この結果、当連結会計年度における売上高は140億68百万円(前期比5.9%増)となり、売上原価率は前期と比べ1.4ポイント低下し、販売費及び一般管理費は前期比10.4%増となりました。これにより、営業利益は11億35百万円(同7.3%増)、経常利益では11億32百万円(同8.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億89百万円(同38.9%増)となりました。
また、期末配当金につきましては普通配当10円とし、中間配当を含む年間配当金は20円とさせて頂きました。

2023年10月24日付で公表いたしました「株式会社NSSK-VV3及び株式会社NSSK-TTの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」のとおり、中核葬儀社2社を含むグループを子会社化(以下 本件)する予定であります。本件による当社の連結業績予想に与える影響は精査中であり、本件の完了及び連結業績予想の準備が整い次第、速やかに公表いたします。
本日付け(2023年11月10日)で公表いたしました連結業績予想は、本件に伴う効果は見込まず、公表時点の組織体制及び経営方針に基づき策定しております。この前提による連結業績予想につきましては、以下のとおりであります。
葬祭事業におきましては、既存会館が堅調に推移する見通しなのに加え、新規出店の稼働及び不動産関連・霊園事業等の増収効果を見込んでおります。また、フランチャイズ事業におきましては、新規クライアントの開発を積極的に行うと共に、会館向け物品販売の拡大を図ってまいります。経費面では取扱商品の見直しや、葬儀付帯業務の内製化等を推進する一方、「新店稼働に伴う固定費の増加」「営業促進実施に伴う広告宣伝費」「不動産関連・霊園事業・アフターサポートに係る費用」等を見込んでおります。
これにより、次期の見通しにつきましては、売上高は152億20百万円(前期比8.2%増)、営業利益は12億円(同5.7%増)、経常利益では11億80百万円(同4.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億90百万円(同0.1%増)を予想しております。

なお、配当予想につきましては、2024年9月期連結業績予想を勘案し、中間配当金10円、期末配当金10円の合計20円とする予定であります。


 今後も当社は顧客第一主義を根幹に「日本で一番『ありがとう』と言われる葬儀社」を目指してまいります。株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

2023年11月吉日
代表取締役社長
冨安 徳久



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代表取締役社長
冨安 徳久

 

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