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12TEAR Last Episode

いくつもの偶然と想い、ご縁が導いた葬儀。

担当者 大門 誠道
施行会館 ティア山王

故人様の奥様の葬儀を担当したことが、
ご縁につながる。

「大門支配人に、葬儀を担当してもらいたそうでしたよ」。

そう言ってティア中村の支配人である私に電話をかけてきたのは、以前、中村の会館でともに勤務していた同僚の鈴木でした。彼が故人様を病院から自宅へお送りした際、故人様の娘様が、以前に母の葬儀を私に担当してもらったのだとお話しされていたようでした。故人様の名前を聞いてみると、すぐに思い出しました。故人様は、地元の商店街で長年理容室を営まれていた方で、まだ私が支配人になる前、その方の奥様の葬儀を担当し、何度かご自宅にお伺いしたこともありました。4年くらい前だったでしょうか、ご家族やご親族はもちろんのこと、ご近所の皆様もたくさん参列され、温かい葬儀だったことを覚えていました。ぜひ、私が担当させていただきたいと上司に申し出たところ、上司の配慮もあり、今回の葬儀も私が担当することになりました。

早速、故人様の自宅である理容室に訪問すると、娘様と喪主である長男様がいらっしゃいました。お2人ともに奥様の葬儀でお会いしており、初対面ではなかったので、お互いに安心感を持ってお話しすることができました。

故人様は、亡くなる前日まで現役の理容師として働いていたほどお元気だった方で、常連のお客様や商店街の方々から慕われ、お子様やお孫様を愛し、また愛されていらっしゃいました。理容室には、手入れの行き届いたバリカンやはさみが整然と並べられ、故人様の人柄が伝わってくるようでした。

似顔絵は、故人様に想いを届けるツール。

通夜当日、商店街や町内の方々が多く参列されました。式場の前に、故人様愛用のはさみやバリカンを並べ、スライドショーを流しました。スライドには、ご家族と一緒に撮影した写真や旅行の写真を使い、最後の一枚に、はさみを持った故人様が仕事をされている写真で結びました。故人様の思い出の数々、多くの方が涙を流しながら眺めていらっしゃいました。

通夜が終わった後、私は故人様の似顔絵の制作に取りかかりました。私は、小・中・高と美術部に所属し、絵描きを目指したこともあり、葬儀を担当するたびに必ず似顔絵を描いて差し上げています。腕には少し自信があります。故人様の旅行先での写真をお借りし、故人様の笑顔を思い浮かべながら、24色のクーピーペンシルで描いていきました。

翌日の朝、ご遺族に似顔絵をお渡ししました。似顔絵にはいつも、ご遺族やご親族の方々に故人様へのメッセージを寄せていただきます。最期の時、いろいろな想いがあふれ、故人様に触れたり、声をかけたりできない方もいらっしゃいます。そんな方でも、似顔絵にひとこと添えるくらいならと書いてくださいます。似顔絵は、想いを故人様へ届けるツールでもあるのです。いっぱいの花とともに似顔絵を棺に入れ、多くの方々の涙に見送られながらの出棺となりました。

「家族が故人を思う気持ちをどうして分かってくださるんですか?」

火葬が終わり、会館へ戻ってきた娘様が「大門さん、ここまでしてくださって、本当にありがとうございます!」と息急き切って私のもとに駆け寄られました。尋ねてみると、霊柩車が火葬場に向かう前に、商店街を通り、故人様の自宅である理容室の前まで行ってしばらく止まっていてくれたとのこと。私は「商店街を回ってほしい」と霊柩車の乗務員である坂上に伝えていました。しかし、自宅まで行ってほしいとまでは頼んでいませんでした。後から分かったことですが、坂上も4年前、故人様の奥様を会館へお送りするために、このご自宅を訪れたことがあり、ご遺族の想いを汲み取って、止まってくれたのでした。さらに偶然にも、その会館から商店街を回るルートは、故人様の散歩コースでもあったのでした。

葬儀後、数日経って長女様からお手紙をいただきました。お礼の言葉とともに「私たち家族が故人を思う気持ちをどうしてここまで分かってくださるんですか?」と綴られていました。それは私にも分かりません。

ただ言えることは、今回、故人様を自宅にお送りしたのが鈴木でなければ、私はこの葬儀を担当しなかったかもしれない。また、坂上が霊柩車の乗務員でなければ、これほど感動していただける葬儀はできなかったかもしれないということだけでしょう。

担当者の想い

担当者:大門 誠道

ご縁に感謝して、一つひとつの葬儀を大切にしたい。
担当者:大門 誠道

私が葬儀を担当させていただく時、これといって特別なことはしているつもりはありません。ただ、ふとした会話や表情から、ご遺族の故人様への想いをなるべく汲み取り、その想いを形にしようと心がけています。数ある葬儀社の中からティアを選んでいただき、担当させていただけるご縁は奇跡です。だからこそ、ご縁に感謝して一つひとつの葬儀を大切に執り行いたいと思っています。