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TEAR Last Episode

悲しみに寄り添いながら創り上げる、型にはまらない葬儀。

担当者 下山 雅也
施行会館 ティア豊橋南

初めての葬儀だからこそ、より丁寧に対応。

故人様は末期のがんを患い、闘病の末に住み慣れたご自宅でお亡くなりになられました。喪主は奥様で、ご夫婦の間には息子様が2人いらっしゃいました。

打合せのために初めてご自宅に伺ったのは、ご主人様がお亡くなりになった翌日でした。明るく振舞いながらも時折悲しい表情を見せる奥様を、2人の息子様が気遣っている、仲の良い親子という印象を受けました。奥様は初めて喪主をお務めになるとのことで、不安も大きい様子でした。私が、ご家族の明るい雰囲気を崩さないように気遣いながら「分からないことがあれば、何でも聞いてくださいね」とお伝えすると、式の流れやお布施を渡すタイミング、葬儀後の手続きなど、細かな部分まで質問されました。私は一つひとつ、ご家族が理解されているか確認しながら、丁寧にお答えしていきました。

お話を聞くと、故人様は、口数は多くなかったが「人に迷惑をかけないならば、あとは自由に生きなさい」と息子様を大らかな心で見守り、幼少の頃には海へ山へとキャンプに連れて行かれるような、男らしい心根のやさしい方でいらっしゃったとのこと。やはりお父様を亡くされた悲しみは深く、故人様を通夜までの3日間、ご自宅に安置したいとのご要望がありました。私は毎日保冷剤を替えにお伺いし、その度に葬儀に関するご質問を受けたり、お話を聞いたりしました。

やさしかった父のために選んだ映画音楽。

通夜当日の朝、故人様を会場へお連れし、会場の準備を始めました。「映画が好きだったので、映画音楽を会場で流したい」という強いご要望があり、タブレットを使って、2人の息子様と実際にいろいろな曲を聴きながら、故人様のイメージに合うものを探しました。約30〜40分じっくりと考えて、メジャー映画のテーマ曲が入ったアルバムを見つけ、それを流すことにしました。ここまでじっくりと曲を選ばれるご遺族は初めてで、息子様たちのお父様への愛を感じることができました。

私もそんな息子様たちの想いに応えようと、会場入口には、お預かりした思い出の写真と故人様の人柄が分かるお礼状に綴ったメッセージを編集した動画を流すモニターも設置しました。また祭壇の花がきちんと左右対象になっているか、参列者の人数を考えて、椅子の間隔が狭すぎないかなど、細かな部分まで確認しました。

通夜・葬儀の式の間ずっと、ご家族はいつも気丈に振舞われていました。私は奥様や息子様のお身体が何よりも心配でした。亡くなってから葬儀の日まで4日間、大切な人を亡くした悲しみに加えて、初めての葬儀で気持ちは張り詰め、お疲れになっているだろうと、常に「体調は崩されていませんか、ご無理なさらないでくださいね」と声をかけました。

葬儀は、人生の最後の通知表。

葬儀の日、最期のお別れの際には、故人様がお好きだったお酒とおつまみを用意し、「もしよろしければ、こちらも入れてあげてください」とご家族にお渡ししました。奥様も2人の息子様も張り詰めていた気持ちが解け、涙を流されました。

葬儀後も、ご自宅での法要などで何度もご自宅にお伺いしました。私は、どんなときでも電話で済ませず、なるべく直接お会いし、顔を見てお話しするようにしています。

「葬儀は、人生の最後の通知表だ」と聞いたことがあります。残されたご遺族が、故人様が生きてきた人生を振り返って、その生き様や想いを評価して、形にしてあげるのが葬儀である、と。私たちは、この“最後の通知表”づくりをご家族と一緒にさせていただいているのだと考えています。誰一人として同じ通知表はなく、どれ一つとして同じ葬儀はありません。今回の葬儀は、ご家族と私たちが一緒になって、大らかでやさしかった故人様の最後の通知表を形にできたと思っています。

担当者の想い

担当者:下山 雅也

ご要望を形にするために、あらゆる提案をしていきたい。
担当者:下山 雅也

ご遺族様の悲しみをすべて理解することはできませんが、大切な人を亡くした悲しみに寄り添うことはできます。だからこそ、一つひとつの葬儀を型にはめることなく、故人様やご遺族の要望を形にするために、あらゆる提案をしていきたいと思っています。それが私のこだわりです。