高度な専門サービス

海外搬送(Repatriation)

世界中から「ありがとう」が届く日のために
Returning loved one to their home country

ティアグループでは、日本で亡くなられた外国人の方の海外搬送に関するすべての手続きを行っています。ご遺体のケア、最終目的地への搬送まで、故人様の最期の旅を、責任を持ってお手伝いさせていただきます。

また、海外で亡くなられた方の受け入れ、日本での葬儀などもお気軽にご相談ください。私たちが願うのは、母国やそこで待つご家族のもとへ故人様をお届けし、お顔を見ながらお別れしていただくこと。ティアグループが目指す「最期の、ありがとう。」を、世界中に広げていきます。

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ティアグループのメリット

メリット1日本から海外へ、海外から日本へ。世界各国との架け橋に

海外搬送においては、国や地域、さらには宗教上の理由などにより、搬送方法や受け入れ体制が多種多様です。

大使館との連絡や、翻訳を含む必要書類の作成、航空便の手配など、英語力が求められるだけではなく、専門的な知識を要することも多数。ティアグループでは、このような専門性の高い海外搬送にも対応することで、より多くのお客様の最期の瞬間に寄り添うことを目指しています。

メリット2経験豊富なエンバーマーを中心に一気通貫でサポート

海外へ搬送する際には、防腐・防疫のためのエンバーミング処置が必要になります。ティアグループの海外搬送では、確かな技術を持つエンバーマーらが中心となり、自社でチームを組んで担当。エンバーミングと海外搬送業務、すべてを一手にお任せいただくことで、ご遺族の身体的、精神的なご負担や、搬送費用を軽減したいと考えています。

ただし、ご遺体の状態により、エンバーミングが効果的ではないと考えられるケースもあります。受け入れ先の承諾が得られた場合に限り、火葬を行い、お骨の状態でお引き渡しすることもあります。

さらに大使館への連絡や、航空便の手配、空輸の物品手配、各種書類の提出など、あらゆる手続きを自社で進めるため、スケジュール調整なども迅速に対応。一貫して携わらせていただくことで、必要情報をより深く把握でき、心の通ったきめ細やかなサービスの提供にもつながっています。

メリット3独自のノウハウと業界初となる試みで安心価格を実現

エンバーミングから搬送業務、現地でのお引き渡しまで一貫して行うことで、仲介料などを抑え、安心してご依頼いただける価格を実現しています。

また海外搬送の場合、空輸時の重量が費用に大きく影響します。そのためティアグループでは、製材会社とタッグを組み、海外搬送用の棺を独自に開発。特殊な技術により木材を薄くすることで、一般的な木製棺の半分程度の重さまで軽量化を実現しました。新素材を使うことで堅牢な造りが可能になり、輸送費の削減につなげています。

メリット4ティア会館にてお別れの会を執り行えます

ご出発前にお別れの会など、ティアグループの会館にて執り行うことができます。
故人様のお顔を見ながら、落ち着いてお別れをしていただけます。
日程の調整や別途費用など必要ですがこれまで多くのお客様がご希望されています。

エンバーミングについて

エンバーミングとは?

エンバーミングとは、ご遺体の防腐と消毒・殺菌を行う科学的・外科的な処置のことで、ご遺体の長期的な保存を目的とした技術です。
これにより、保冷剤を使うことなく常温で長時間の安置や遠隔地への搬送が可能となるのです。
また「整顔」の処置により、事故などによる損傷や闘病生活による衰弱した表情などを修復させ、生前お元気だった頃のお姿に近づけることができます。

ティアのエンバーミングサービス

日本有数のエンバーマーが在籍。専用機器を完備した専門施設。
ティアグループでは、東海エリアと関西エリアの国内2拠点にエンバーミングセンターを有しております。
エンバーミング先進国であるアメリカで経験を積んだエンバーマーを中心に、厳選した機器を完備した専門施設でエンバーミングを行っております。
故人様と向き合い、故人様のご生前の様子に想いを巡らせながら、お顔や身なりを整えさせていただきます。

海外搬送(日本から海外)の流れ

    1. 1. 第一報からご遺体到着まで

      ご遺族や病院、警察、葬儀社、大使館などからの電話連絡を受け、故人様の名前や性別、年齢、所在地などを確認します。その後、死亡診断書の確認などを経て、ご遺体をお迎えにうかがう日時を調整。安置場所からの国内搬送の手続きを行います。

      並行して、搬送先となる目的の空港、受け入れ先の確認、大使館への連絡、エージェントを通じた空輸便の手配、棺や必要物品の調達などを進めます。

    2. 2. ご遺体到着後〜出発当日まで

      エンバーミング施設にご遺体が到着した後、身元を再度確認し、エンバーミング処置依頼書に従って施術。防腐・防疫処置を施すことで、長期間にわたり、ご遺体を清潔に保つことができます。

      さらに、死亡届が未提出の場合には、提出の手続きを代行。ほかにも公正証書の作成や、必要書類の整理など、事務的な手続きも行います。大使館へ訪問しての手続き、受け入れ先との連絡を通じて、空港へのお迎え方法や搬入日時を確認。現地の葬儀社と密に連携し、手配を進めます。

    3. 3. 納棺・お別れの会

      エンバーミングを終えたご遺体に、着付けと化粧を施し納棺します。

      ご希望により、出発前にお別れの会などをティアグループの会館で行うことができます。

    4. 4. 出発当日〜離陸確認まで

      書類の最終確認を行い、ご遺体と必要書類を搬送業者へお引き渡し。出発日は、ご遺体がエンバーミング施設に到着してから、およそ1週間から10日後が目安となります。

      無事に離陸を確認した後、受け入れ先への最終連絡を行います。

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よくあるご質問

  1. 海外搬送は、日本国内でお亡くなりになられた外国人の母国への搬送手配、または日本人が海外でお亡くなりになられた場合の国内の迎え入れ手配のことです。
    海外搬送には大使館(領事館)との連絡のほか、各種事務手続き・航空便の手配、故人様の防腐・防疫処置(エンバーミング)などが必要となります。
    ティアではこれらのサポート体制を整え一貫したサービスをご提供いたします。
    またティア会館を利用したお別れの会の開催など、出国前に故人様を囲った最期のお別れの時間をお過ごしいただくお手伝いもさせていただきます。

  2. はい。死亡届が未提出の場合は提出手続きを代行いたします。
    そのほか大使館への連絡や、故人様が搭乗する航空便の手配、空輸の物品手配、各種書類の提出などティアが迅速に行います。
    お客様にて必要な手続きは、お打ち合わせの際に詳しくご説明いたします。

  3. 故人様が搭乗する便名をお伝えしますので、同行者の飛行機チケットはお客様にて手配をいただいております。
    同行者は故人様より1本早い便に搭乗いただき、到着空港でお待ちいただくケースが多いです。

  4. はい、承っております。まずはお電話でお問い合わせください。

  5. 遺体の損傷が激しくエンバーミングを施せないといった場合には、遺体を日本に搬送せず、現地で火葬する場合もあります。
    現地で火葬する場合は、現地の在外公館に故人の死亡届を提出し、火葬許可証と遺体証明書を発行してもらう必要があります。

  6. ホームページ内に主要都市空港への費用の目安を記載しておりますが、燃料サーチャージ運賃単価の変動、各国の法律・条令、ご遺体の状態などにより価格が異なりますので詳しくは都度お見積りをいたします。

費用の目安

各主要都市空港への概算費用(一例)エンバーミングの処置費用含む

都市名 搬送費用
ロサンゼルス 100万円〜
ニューヨーク 103万円〜
トロント 103万円〜
ロンドン 118万円〜
ソウル 92万円〜
都市名 搬送費用
マニラ 91万円〜
ハノイ 98万円〜
バンコク 96万円〜
シドニー 98万円〜
北京 92万円〜
  • 上記以外の都市への搬送も行います。
  • 燃料サーチャージ運賃単価の変動などにより、価格が異なる場合があります。
  • ご遺族が帰国される際の航空便手配はご自身で行っていただく必要があります。

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