御礼

葬儀後について「喪主・ご遺族の方」

  • 更新日:

1. 香典をいただいた方への御礼

香典のお返しには、即返しと後返し(忌明け前・忌明け後)の2通りあります。

即返し

即返しは、香典を受け取った方へその場でお返しする方法で、いただいた香典の金額に関係なく一律で同じ品物をお返しします。
直接手渡すため発送漏れや届かないという心配がなく、送料もかからないことがメリットです。
後日、一定金額以上(たとえば10,000円)いただいた方だけに、差額分を後返しします。通常10,000円以上の香典を出される方はご親族や親しい方です。そのため人数も少なく、住所も知っている方になりますので、香典リストを作成する負担が少なく済むでしょう。

後返し

後返しについては即返しとは違い、いただいた香典の金額に応じて品物を変えてお返しします。
例えば香典の金額が5,000円であれば、約2,500円程度の品物が選ばれます。ただし、地域の風習によってお返しの目安の金額は異なるため注意が必要です。
一般的には、香典返しの金額はいただいた金額の3割から5割が相場と言われています。
後返しの場合、葬儀後に香典返しのリスト作成や商品選びをしなければならないため、たいへんな労力がかかります。
また、参列者が記帳した内容に記入漏れや記入間違いがあると、商品を届けられないことがあります。さらに宅配便で送る場合、送料が別途かかることがありますので、ご注意ください。
以前までは後返しが主流でしたが、最近は即返しを選ぶ方が増えています。

2. 参列された方への御礼

葬儀場で喪主様から御礼の挨拶をするのが一般的です。
関係の深かった方には、葬儀終了後、再度御礼の挨拶に伺う方もいらっしゃいます。
参列者が焼香されるときに、喪主様やご遺族は焼香所の横に立ち、ご参列された方一人ひとりに立礼します。実際のお式の際は、葬儀担当者が喪主様の立ち位置などを案内いたしますのでご安心ください。また、通夜式や告別式の最後に、喪主様がご遺族を代表して参列者へ挨拶をします。

その他に、お通夜・葬儀の参列者全員に、お礼状を付けた御礼品を受付で渡します。

ティアの場合
ティアでは、「ティアの会」会員特典として「オリジナル礼状」を作成しております。
「オリジナル礼状」とは、ご家族様から故人との想い出をお伺いして作成する、その方だけのオリジナル礼状です。参列者の皆様へ大切な方の人となりをご紹介できるので、ご遺族からもたいへん喜ばれています。
オリジナル礼状の見本

3. 供花・供物をいただいた方への御礼

供花・供物のお礼に関するしきたりやマナー等はありません。
感謝の意を込め、お礼の言葉を直接伝えたり、お礼状を送る方が多いようです。
ただし、お礼状を出される場合は忌明法要までには送ることをお勧めします。
どうしてもお返しをしたいということであれば、1,000~2,000円の相手が恐縮しない程度のお品物を差し上げると良いでしょう。
また、香典を一緒にいただいていれば、香典返しと合わせるという方法もあります。

ティアの場合
ティアではお礼状として供花御礼ハガキを作成しておりますので、ご相談ください。
供花御礼ハガキの例文