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省資源

基本的な考え方

世界規模の人口増加を背景に、廃棄物の量が増加しており、海洋汚染等の問題も引き起こされています。当社では、必要な資材等を効率的に活用することで、事業活動から生じる廃棄物を最少化するために、ペーパーレス化や再利用可能な資材の利用を促進しています。

省資源に向けた取り組み

社内ペーパーレスの推進

紙の使用量の削減は地球環境保護への貢献であるとともに、業務の効率化、情報の一元管理という点においても重要な取り組みであると認識しています。社内会議資料のペーパーレス推進、電子承認システムの導入を進めることで紙の使用量を削減しています。
2023年9月期は社内業務だけでなく、お客様向けの資料や書類などのペーパーレスにも取り組みました。また、さらにペーパーレスにより改善できる業務について各部署にヒアリングを行いました。今後は挙げられた改善要望の中から、社内への影響度や実現に向けた難易度等の観点から取り組み優先度を決定し、業務改善を進めていきます。

主な取り組み

  • ペーパーレスによる取締役会・経営会議の実施
  • 各部署におけるペーパーレス会議の推奨
  • 社内申請の電子化の推進
  • クラウド経費精算システムの導入
  • 電子契約プラットフォームの導入
  • 請求書クラウドサービスの導入
  • 葬儀申込書などのお客様向け書類のWEB化

再利用可能な葬儀付帯品の活用

通夜・葬儀で使用する備品を、使い捨てのものから何度も利用可能なものに切り替えることで、廃棄物の削減による環境負荷軽減とコスト削減を両立させています。また、東海エリアの一部では、祭壇プランで使用する大樒塔も再利用可能な商品に切り替えることで、廃棄物の削減のみならず森林保護にも貢献しています。さらにご遺体の保全に必要な保冷剤を、ドライアイスから何度も利用できるスーパーアイス※1に切り替えています。
これからもお客様のご理解を得つつ、資源の有効利用という観点から、通夜・葬儀の中で使用する商品の見直しを続けていきます。

  • ※1繰り返し使用できる、蓄冷材・保冷剤と呼ばれ食品添加物を使用したゲル材で安全な製品
スーパーアイス
スーパーアイス

返礼品袋の削減

ビニール袋をはじめとしたプラスチックごみによる海洋汚染は、世界的に深刻な問題となっています。日本ではレジ袋の有料化など、プラスチックごみの削減に向けてさまざまな取り組みが行われている中、当社はビニール製の包装袋を必要としない、持ち手が付いた返礼品のラインナップを充実させることで、プラスチックごみの削減を進めています。
持ち手付返礼品のアイテム数を増やしたことにより、お客様の選択肢も増やすことができたと考えています。
今後は持ち手付返礼品だけでなく、環境、サステナビリティに配慮した返礼品のラインナップも拡充していきたいと考えています。

粗供養品 焼海苔・味海苔詰め合わせ
粗供養品 焼海苔・味海苔詰め合わせ
粗供養品 柿安しぐれ&お吸い物セット
粗供養品 柿安しぐれ&お吸い物セット

持ち手付返礼品の商品数とその出荷数量

  2022年
9月期
2023年
9月期
アイテム数 22アイテム 15アイテム
出荷数量 223,885個 246,328個

廃油を活用したリサイクルハンドソープの導入

会館のお手洗いやパントリーで使うハンドソープを、仕出し料理のパートナー企業から排出される使用済食用油を活用した、リサイクルハンドソープへの切り替えを進めています。2023年12月より、直営会館に順次導入しており、今後はフランチャイズ会館へも導入を進めていきます。