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人財育成

基本的な考え方

当社のサービスは、マニュアルがないものであると考えています。そのため、マニュアルだけでは生み出せない感動サービスができる従業員を育てるために、「人財教育」に力を入れています。当社は、「人(ひと)」を企業の「財(たから)」と捉え「人財」と表し、人財を最大の付加価値と位置づけてきました。従業員一人ひとりが当社の方針や経営理念を理解するとともに、知識・技術のレベルアップに努めることで、よりよいサービス『哀悼と感動のセレモニー』を実現します。

人財の育成

当社は、「支配人」「副支配人」などマネジメントに関わるキャリア人財と、葬儀施行を極める葬儀の専門人財の育成を推進しています。人手が必要となる業界であるため、いつ何時でも質の高いサービスを提供できるよう人財を備えておく、人財プール構築は事業戦略において重要な経営課題です。幅広い人財をプールしていくため、今後は新卒・第二新卒・中途採用など男女問わず積極的な採用と管理職の登用を進めていきます。

キャリア体系

ティアアカデミー

当社では、従業員のサービスレベルアップのために、人財教育プログラムとして、ティアアカデミーを創設しました。ティアアカデミーでは、技術面の教育だけではなく、最愛の人を亡くされたご遺族の気持ちに寄り添うために、思いやりや誠実さなどを育む徳育や、命の教育など「心の在り方」についても教えています。
セレモニーディレクター(直営・フランチャイズ加盟店)に対しては社内検定試験(ティア検定)を実施しており、その結果を集約し各従業員の経験やスキルの把握に役立てています。このような当社独自のシステムにより、従業員の「能力の向上」だけでなく、葬儀に関わる人としての「心の成長」を促し、人間力を育みます。

新卒社員の育成

新卒社員には、早期育成を目指した12カ月間の新卒教育プログラムを実施しています。このプログラムは、ティアアカデミー講師による定期的なフォローアップ体制により、葬儀に対する技術的な不足を補うとともに、個々の業務に対する悩みなどの解消にもつながっています。全カリキュラム終了後、通夜・葬儀2日間ご遺族に寄り添い、式を滞りなく進行するためのさまざまなスキルが十分に備わったかを確認する施行担当テストを実施しています。このテストの合格者のみが、セレモニーディレクターとして業務に携わることができます。このような12カ月の研修期間と検定制度により、新卒社員でも質の高いサービスの提供ができるようになります。

新卒社員の育成

2022年4月に入社した17名は新卒教育プログラムを受け、平均入社後約10カ月で施行担当テストに合格しました。2020年4月以前入社の社員は施行担当テストに合格するまでに13カ月程度かかっていました。講師陣のスキルアップのほか、各種研修のブラッシュアップ、OJT研修における育成担当者の育成、新卒社員への個別フォロー等に力を入れたことで、合格までの期間が改善されたと考えています。今後も「やりたい」「学びたい」を伸ばせるような新卒教育プログラムを構築していきます。

中途採用者の育成

パート職を含む中途採用の場合は、配属エリアや職種により1~2カ月かけて研修プログラムを設け、業界未経験者でも葬儀知識や葬儀を執り行うのに必要なスキルが身につくよう指導しています。セレモニーディレクター職については、研修会館10カ月以内での施行担当合格率65%を目指していますが、2022年9月期入社の中途採用者の所定期間内合格率は37.5%※1に留まっています。研修期間を延ばし、手厚いフォローをすることで合格率は上がるため、一人ひとりの状況を鑑みながら、より充実した研修体制がとれるよう、研修スペースや講師人員の確保を行っていきます。

  • ※12022年9月期入社のうち、2023年4月時点で10カ月経過した社員8名中3名が施行担当テストに合格。

研修の拡充

当社では目的に応じた各種研修を実施しています。また、子会社ティアサービスの従業員も当社の研修に参加することで、ティアグループ全体の底上げを図っています。業務都合などにより、対面での研修に参加できない従業員に対しては、WEB研修という形でフォローを行っています。さらに、各部署の要望に応じてコンテンツを追加するなど、より質の高い研修にできるよう工夫しています。

対象 研修内容
全従業員 コーチング研修、SDGs研修、ロジカルシンキング研修など
セレモニーディレクター職 施行満足度向上研修、タイムマネジメント研修など
管理職・管理職候補者 管理職マネジメント研修、メンタルヘルスラインケア研修など

メンター制度の活用

セレモニーディレクター職では、入社した従業員が初めて会館に配属された場合、先輩従業員を一人つけて指導する、というメンター体制を導入しています。相談しやすい環境をつくることで、不安や孤独感を取り除くとともに、先輩従業員が成長・自己研鑽する機会になると考えています。
過去には、育成担当者の指導内容のばらつきがあったことから、現在は育成担当者に対するコーチング研修にも力を入れています。最適な人財がメンターを担当することで、育成状況に格差が生じることがないようにしています。
今後は、ティアアカデミーと連携し、新たに入社した従業員のフォローを強化することで、一層の定着を図ります。また、こうした取り組みは育成に関わる従業員の成長にもつながると考えています。