「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」の試合にあしなが育英会などを招待!
ティアは、2025年1月よりパートナー契約を締結している名古屋ダイヤモンドドルフィンズが取り組む子ども支援「COCOプロジェクト」を通し、あしなが育英会をはじめとした支援団体へ、ホームゲームの試合観戦チケットをご提供します。
プロバスケットボールクラブの名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、「地域への感謝の気持ち」として実施する社会的責任プロジェクト「ドルフィンズスマイル」の活動に取り組んでいます。この活動の中で子ども支援に特化しているのが「COCOプロジェクト」です。すべての子どもたちが希望をもって生きられる社会づくりを目指しており、名古屋をベースに児童虐待や子どもの自殺、子どもの貧困といった深刻な社会問題に長年取り組んできた実績のある地域のNPOや名古屋市各担当部門等と連携して活動しています。このプロジェクトには、現在ティアを含め5社が協賛しており、「あしなが育英会」などの支援団体や児童養護施設などに「COCOチケット」を提供しています。3月11日時点で、約1,000名の子どもたちを招待しています。
近年日本では、周りの環境によって子どもが得られる体験に格差が生じる「体験格差」という言葉が注目されています。ここでいう体験とは、旅行や習い事、休日に友人と一緒に遊ぶなど、学校の外で行われる体験を指します。経済的な理由などにより、休日に出かける経験がなかったり、学校以外で他の人と交流する機会が限られているなど、厳しい状況に置かれている子どもたちが存在します。文部科学省では体験活動を経験することで自ら積極的に学んだり、考えたりといった生きる上で必要な力を養い、豊かな人間性を築いていくことができるとしており、体験活動は、思考や実践の出発点あるいは基礎となるものを養っていくために子どもたちにとって大きな役割を担っていると考えられています。新しい体験をすることにより、子どもたちは興味や関心の幅を広げることができ、嬉しさやワクワク、悔しさ、悲しみといった感情を知る機会にも繋がります。
このような背景もあり、少しでも子どもの体験格差を無くすための支援ができればと考え、あしなが育英会をはじめとした支援団体へCOCOチケットを提供させていただく運びとなりました。「あしなが育英会」は、病気や災害、自死などで親を亡くした子どもたちや、障がいなどで働くことのできない家庭の子どもたちを奨学金、教育支援、心のケアで支える民間非営利団体です。試合観戦を通して楽しさや感動が届けられ、「体験」という形の寄付で、子どもたちの明るい未来への一助になれば幸いです。
今後もティアは名古屋ダイヤモンドドルフィンズと連携し、スポーツの力を活用した社会貢献活動に取り組んでまいります。