ティア サステナビリティサイト サステナビリティサイト

名古屋ダイヤモンドドルフィンズとプロギングを開催しました!

2025412日に、名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの協賛イベントである「プロギング」を開催しました。ティアはプロバスケットボールクラブの名古屋ダイヤモンドドルフィンズと今年の1月よりパートナー契約を結んでおり、今回が初めての協賛イベントとなりました。

今回実施した「プロギング」とは、ジョギングを行いながらゴミを拾う新しい形のフィットネスのことです。スウェーデン語の「拾う(PlockaUpp)」と英語の「ジョギング(Jogging)」を合わせてできた言葉で、2016年にSDGs先進国のスウェーデンで始まってから世界的に注目され、現在では100カ国以上の国で楽しまれるスポーツとなっています。

当日は天候にも恵まれ、ティアの従業員とドルフィンズファンの方々、約40名にご参加いただきました。距離に応じて2つのコースを用意し、ライトコース(3km)とスタンダードコース(4.5km)に分かれて行いました。最初にプロギングでのゴミの拾い方についてレクチャーが行われました。プロギングでは通常のゴミ拾いとは少し違ったゴミの拾い方をします。ゴミを拾う際には、両足でかがんで目の前にあるゴミを拾うのが一般的だと思います。ですが、プロギングはジョギングを行いながらゴミを拾うため、ゴミを見つけたら正面ではなくゴミの横側に体を移動し、ジョギングを行う姿勢のまま腰を落として拾います。また、近くにあるゴミを探すのではなく遠くにあるゴミを探し、そのゴミを目指してジョギングするのがポイントです。近くで見つけて拾えなかったゴミは、後方にいる参加者に声をかけて拾ってもらいます。このように、プロギングは「走る」「拾う」「交流」の3つのポイントで成り立っており、チームワークが欠かせないスポーツです。

いざプロギングがスタートすると、皆さま初対面とは思えないほど「ナイス!」や「ゴミお願いします!」などの声が飛び交いました。事前の説明の通り、前の人が拾えなかったゴミを後方の人が拾う場面が何回もあり、チーム一丸となって名古屋の街をきれいにすることができました。また、プロギングの様子も見ていた地域の皆さまからも「えらい!」とお声をかけていただくこともあり、一人では決して味わうことのできない達成感を感じることができました。街中に落ちているゴミには、空き缶やたばこの吸い殻が多くありました。日常では見過ごしがちなゴミを拾うことで、参加者だけでなく、プロギングの様子を見ていた地域の方々の環境問題への意識を高め、日常生活での意識を変える重要なきっかけになったと感じました。

プロギング終了後には、名古屋ダイヤモンドドルフィンズのマスコットである「ディーディー」がお出迎えし、各グループが拾い集めたゴミを持ち上げて重さを競いました。実際にプロギングを行って感じたのは、名古屋の街は「きれい」だということです。1時間かけてプロギングを実施しても、回収したごみの量はゴミ袋1袋分に満たないほどでした。今回のプロギングを通して、環境問題への貢献に寄与しただけでなく、私たちが住む名古屋の街のきれいさにも気づくことができました。その後、ご参加いただいた皆さまで試合観戦を楽しみ、見事、越谷アルファーズ相手に勝利しました!

参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。今後もティアは、名古屋ダイヤモンドドルフィンズと共にスポーツの力を活かして、地域への社会貢献活動に取り組んでまいります。