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2025年5月17日、名古屋市中区栄にて「名古屋レインボープライド」が開催されました。名古屋レインボープライドとは、LGBTQを軸に一人ひとりの多様な生き方を尊重し、違いを認め合う価値観を広げるためのイベントであり、2012年から開催されています。私たちティアは、「全ての方の最期のお別れに寄り添うこと」をモットーとして掲げており、変わりゆく社会の中で故人様やご遺族の多様性に対応していくことは、葬儀社としての使命であると考えています。この想いを多くの方に伝えたいと考え、昨年からブースを出展させていただいています。

ティアのブースでは昨年に引き続き、今年も「入棺体験」を実施させていただきました。棺に入り死と向き合うことで人生について改めて考えていただくきっかけになればと企画をしたものです。今年の入棺体験では、ティアと「GRAVE TOKYO」が協業し販売している「赤と白のギンガムチェック」と「黒色のレース」の柄のオリジナル棺を用いて行いました。GRAVE TOKYOは「人生のゴールにこそ、夢と希望と楽しみを」を掲げ、可愛い葬儀具の普及に取り組んでいます。今回イベントに登場したオリジナル棺は、従来の葬儀具のイメージを一新するファッション性の高い棺であり、この棺を通して「自分らしさ」を大切にする新しい葬送文化の普及と遺族の心に寄り添うセレモニーの実現を目指しています。また、イベントにはオリジナル棺をプロデュースしてくださったGRAVE TOKYOの布施美佳子さんにもお越しいただき、入棺体験のお手伝いをしてくださいました。今回のイベントで入棺体験を行ってくださったのは、1日でなんと200名以上！体験を終えたお客様からは「好きなこと・好きな物で最期は満たされたい」「最期まで自分らしさを表現できるのはとても素敵なことだと思った」などのご感想をいただきました。入棺体験をしていただいた皆さま、ブースにお立ち寄りくださった皆さま、本当にありがとうございました。また、一日中ほぼ休むことなく入棺体験のご協力をしていただいた布施さんに心より感謝申し上げます。

また、昨年に引き続き今年もたかしママにオリジナル祭壇を作っていただきました。たかしママは、お昼はお花屋さん、夜はゲイバーのママとして活躍されています。色とりどりの美しい花で虹色の祭壇を作っていただき、フォトスポットとして大人気となりました。今年も素敵な祭壇をお作りいただき、誠にありがとうございました。

今回の名古屋レインボープライドを通して、互いに認め合い、自分らしく生きていくことの大切さを改めて実感しました。ティアでは、「ティアで働く全ての従業員」が自分らしく働ける環境づくりに取り組んでいます。今後もすべての人が誇りをもって、前向きに楽しく生きていくことができるよう取り組みを進めてまいります。

HAPPY PRIDE！