2025年春「古着deワクチン」の取り組みのご報告
以前、TEAR'sSTORY でも紹介させていただいたように、ティアではサステナビリティの取り組みの一環として、日本リユースシステム株式会社が運営している「古着deワクチン」への協力を行っております。「古着deワクチン」とは、不要となった衣類やバッグなどカンボジアを中心に輸出し、販売して現地で再利用される取り組みです。カンボジアにある衣類販売センターでは、ポリオ後遺症による障がいのある方やストレートチルドレンだった若者が中心に働いており、障がいのある方の自立支援という側面からもSDGsに貢献しています。また、回収キット1袋につき5人分のポリオワクチンが認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」を通じて開発途上国の子どもたちに届けられます。
今回は4月1日から4月30日の1カ月間、本社・ティア中川・ティア弥富・ティア大幸・ティア緑・ティア黒川東館・ティア春日井・ティア岡崎中央・ティア豊橋西・ティア門真巣本・ティア越谷・ティア鳩ケ谷の計12拠点で回収を行いました。今回使用した回収キットは、通常のパッケージではなく「能登半島地震復旧・復興応援パッケージ」を使用させていただきました。この応援パッケージの売上の一部はベストアクションを通して能登半島地震の被災地への復旧・復興活動に充当されます。また、このパッケージの製作・発送を行っているのは、令和6年1月1日に発生した能登半島地震で被災された福祉作業所の皆さまです。能登半島地震から約1年が経過し、少しでも被災地の支援に繋がればという思いで今回の機会に使用させていただきました。
社内で「古着deワクチン」を実施する際は、衣類の断捨離を行う方が多い衣替えの季節に行っています。今回も冬が終わり暖かくなってきたタイミングで実施させていただきました。社内で「古着deワクチン」の取り組みを開始してから約3年が経ち、この取り組みが社内に浸透してきたこともあり、開始してから3日目で本社では1袋分がいっぱいになるほどの衣類等をお持ち込みいただけました。回収袋は1袋に100着以上の衣類が入るほどの大きな袋です。また、回収拠点の会館からも回収袋の追加希望の連絡をもらうほど、たくさんの従業員の皆さまにご協力いただけました。その結果、1カ月で27袋分の衣類等を回収することができ、135名分のポリオワクチンの寄付にも繋がりました。お持ち込みいただいた皆さま、回収拠点としてご協力いただいた会館の皆さま、本当にありがとうございました。
一部会館では、会館見学会などの際に「古着deワクチン」も一緒に開催していることがございます。「自分ではもう着なさそうだけど捨てるのにはもったいないな」という服がお家で眠っている方がいらっしゃいましたら、会館へお持ち込みいただけますと幸いです。詳しくは会館イベントページをご確認ください。
★会館イベントはこちら。
※時期によっては開催していないこともございます。あしからずご了承ください。